中野独人「電車男」
いや・・・買っちゃいましたよ。今、話題沸騰ですもんね。はじめて「電車男」なる文字を発見したのはやっぱりはてなだったんですけど。先週末東京いったんですけど東京駅構内の本屋で売り上げ1位になってたのに現物がなくて、いったいどんな代物だとかえって読みたくなってしまった。で、土曜の朝にホテルで王様のブランチ見てたらたまたま紹介されててまたも興味が沸いた。だから地元の本屋で見つけた時に思わず買ってしまいました。
もう2ちゃんそのままな感じで(笑)でもこれって本当に2ちゃんで繰り広げられてた実話なの?そのままの雰囲気を再現したことが成功の原因なんだろうな。時間を追っての書き込みを読んでるうちに本当にその時間2ちゃんを読んでる人になっちゃうから不思議である。だから気持ちが同化しやすいんだろうな。
とにかく2時間くらいで一気に読んじゃった(笑)あとから振り返るといろんな偶然が働いて、アキバ男とちょっとブルジョワなお嬢様の普通ならありえないカップルが誕生するまでの話なんだけど人生こんな奇跡が働く事もあるもんです。
やっぱり一番ドキドキさせられたのは序盤の電話するしないの部分でした。アキバ男のドキドキに同化させられちゃう。あとは・・・特に後半はなんかノロケですか〜?とか思ったり。でもうまくいっておお〜!と思わされた。やっぱりはっぴいえんどは良いですね。物凄く感動したとかそういうのではないけどまあ読んで楽しかったです。
- 作者: 中野独人
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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