戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など

安部 公房 「カーブの向こう ユープケッチャ」

川上弘美センセイの鞄」にとても感動したのでそのまま川上ワールドにはまりたいけど、天邪鬼だからそうはならない。それ一色になるのはいやなのでなに読もうかな〜とぼんやり本棚みててこれを手に取った。またしても買ったまま読んでなかった文庫本。
 「センセイの鞄」とは180度違う奇妙な安部ワールド。SFチックでクールなちょっと異常な世界。いろんな有名な彼の代表作の原型となった短編など9編。不安とか恐れとかを抱えた主人公がねじれた時間、夢かうつつかわからない空間のなかに入り込んでいく感じ。それなのに重くどろどろした感じじゃなくどことなくクールな感じ。そこが好き。
 でも理解できない短編もある。私の頭では理解できな結末はどういうことなのかわからなかったり・・・。まあそれも良しかも・・・・。

カーブの向う・ユープケッチャ (新潮文庫)

カーブの向う・ユープケッチャ (新潮文庫)


 

2003/01/28