戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など

村上春樹「海辺のカフカ」

やっと読み終わった。なんか長い旅から帰ってきた気分。一度読み始めてなんか日常的に集中出来そうもなかったからお正月まで読むの延ばしたんだけどこれで良かったと思う。こうして一気に読むことでなんか本当に自分もその世界に旅してた気分。どちらかというとホシノさんのような気持ち。
 いろんな事思ったけどどんな感想を書けばよいやら・・・・。それで・・・カフカはなにを手に入れて・・・・この小説は何が言いたかったのか?なんて事を考えたらどうしようもなくなる感じ。でも読み終わってすっきりしたか?といえばまったくすっきりしないのであった。
 佐伯さんが死ぬのは判るけど、ナカタさんが死ぬのはなんか・・・・。本当の自分に戻るんじゃなかったのか? 何故実の父であるジョニーウォーカーさんは息子にこんな残酷なコトを運命ずける事ができるのか?
 母である佐伯さんがカフカと交わったこと。佐伯さんは好きだった恋人を彼の中にみて交わったのか?それとも息子として、その愛情を知らせるために交わったのか? どちらにしても自分にはここは一番納得できないところだったりする。
 男の人のSEXってやっぱりよく理解できない。 と言うより村上春樹の表現する性的な部分がやっぱり自分の想像範囲をこえてるということか・・。今回なんか男の人ってけっこう大変・・・なんて思ってしまった。
 そんななかでやっぱりホシノさんやさくらには救われる思いがする。村上作品にはこういう人物が出てきてやっぱりこういう人達がいるからなんかいなとか思ってしまう。

 さてこれから「海辺のカフカ」サイトのインタビューやら読者とのメール交換やらも2月のサイト閉鎖までに読みたいと思ってます。またなんかいろいろ感じることも変わってくるかもしれない。
 でも、とりあえずは「海辺のカフカ」の旅は終わりました。次の物語への旅に出かけます。

海辺のカフカ〈上〉