戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

連休ですね

あっという間に桜の季節が通り過ぎていきました。早すぎるよ〜 忙しくちょこちょこと桜の写真を撮りにいったりしました。中綱湖行ってみたかったんだけどなあ。ひとりで運転して遠出する勇気がまだありません。
そしてまだスタドレスタイヤです。変えないと。
連休はなんだか予定がダメになっちゃったみたいなのでわりと引きこもりの生活。4日唯一宇宙の日、ROVO野音があります。楽しみだ。
こんなにお天気がよいと出かけたいですが(荒吐とか荒吐とか・・・・もう遅いよ)行楽地はどこも人が多そうなので家にこもろうと思います。
本を読んで、聴いてないCDを聴きながらパッチワークのタペストリーを仕上げるぞ!

イサベル・アジェンデ「日本人の恋びと」

この間紀伊国屋書店で見つけて買おうかどうしようか迷いながら買わずにいた作品。図書館に置いてあったので借りてきました。

イサベル・アジェンデと言えば「精霊たちの家」。とはいえ読んでません。なので今回が初アジェンデ。南米の作家なのでてっきり幻想的な物語かと思っていましたが舞台は現代のアメリカで老人ホーム。ホームで働くことになった若い女性の目を通してこの物語の主人公のアルマの生涯が綴られていく。なんとなく大河ドラマ的な戦争や人種の違い、壮大な物語なんだと改めて思ったり。けれどミステリー仕立てな部分もあり、それが徐々に明かされていくのでとても面白くあっという間に読むことが出来た。時代によって夫婦とはなれなかった二人の愛と友情で結ばれた夫。孫たちの現代の恋愛。永遠に続く愛を現した大恋愛ドラマ。そこがしかし自分がすんなりと入り込めなかった部分だった。これはもう自分の心が純粋ではないからとしか言いようがないけれど。こんな風に真に人を思い続けることが出来れば羨ましいと思う。映像作品にすればすごくいいと思った。

日本人の恋びと

日本人の恋びと