戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

MO'SOME TONEBENDER@渋谷WOMB

モーサムの4週連続月曜ライブ「STRIKES TOKYO ×4」に行ってきた。

実は今日はある種の考えを持って望んだライブだった。もう一年以上ずっと彼らの出す音と自分のモーサムに求める音とのギャップにもんもんとした思いを抱き続けてきててその事はこの日記でもさんざん書いてきてて煮えきらない自分の気持ちにもどう収拾をつけてよいかわからず。
一緒に長い間見てきた友達が少しずつ離れて行く中、文句をいいながらライブに行ってる自分て本当にどうなんだろう?と思い、それってバンドに対しても失礼な事だよなと思った。

少し吹っ切れて「音楽って楽しむものだ」と思うようになってそれじゃ今日のライブを見ての素直な自分の感情にしたがおうと思ったのだった。

今回のライブのチケット、最初の今日のチケットと最終日のクアトロのチケットをとっていたんだけど、もし今日ライブを見て何も感じないとしたら最終日もいかないという気持ちだった。


そしてどうだったかと言うと…やっぱり引き戻されてしまった(笑)

あ、やっぱりモーサムの音好きなんだと思った。今日はこの一年で一番百々さんのギターの音が聞けたんじゃないのかな。

やっぱり今日も4人体制でイサムさんはドラム叩いたり、ギター弾いたり、サンブラーいじったり動き回っていたけれど、そんなイサムさんにギター を弾かせなくちゃという遠慮はなく百々さんはかなりギターを弾きまくってた。

懐かしいのをと言ってジュピターが始まったときは「うそー!」と声に出して言ってしまった。ジュピターのギターが良くて震えた。久しぶりだ…

で、わかったことは自分がモーサムに求めてるものってやっぱり百々さんのギターが大きいんだなと思った。
だから今日はとても揺さぶられた…。

だけどそれなら百々さんのソロ活動でギターを聞けば良いかというとやっぱりモーサムと言うバンドの中で鳴らされてるギターが一番好きなんだな。

今日のサポートドラムの水野さんはビッツくんのドラムとはまた違うタイプだなーと思った。それぞれに個性があって面白いなと思った。
しかしやっぱり4人でやる意味は自分はあまりわからないし、イサムさんがあっち行ったりこっちいったり落ち着かないのもどうなんだろうと思うんです。

だってほんとに4人編成でやると言うならライブによってドラムの人が変わるのもどうなのかと思うし、4人でやるからの意味をもったものを作り上げて欲しい。昔の曲をアレンジ変えて音が足されるのがやっぱり悲しかったりするのです。
だからだろうか新曲の方がかっこよく聞こえたりする。

本当のところ、イサムさんが何をやりたいのか聞いてみたい。

お客さんが「タケイ〜!」「イサムー!」と叫んでた後、タケイさんが「お客さんー!」と叫んでてなぜかそこでじわっときてしまった。ずっと見続けてきた風景。
タケイさん、水野さん、百々さん向き合っての変形三角形の外にイサムさんがいたのはちょっと寂しかった。やっぱりイサムさんは三角の中心にいてほしい。

帰りに来週のチケットを買ってしまった。ちょうど前日東京に来てるし休日とのこともあるし見てみたいなと思ったのが正直な感想。
かちかちにこだわりたくないと言う気持ちもあってラフに望みたいと思います。