アレクサンダーマクラウド  「煉瓦を運ぶ」

 図書館で借りたらうちにもありました(買ったことを忘れるなんて情けない)

 故アリステア・マクラルドの息子によるデビュー短編集

 短編小説と言うのは話の切り取り方によって与えられる印象が変わるものだけどこの短編集はどれもちょっぴり複雑にそして考えられて一瞬が切り取られていて上手いなあと感心させられた。カナダの工業地帯で暮らす人々のなんだか現実ってこうだよねと思って少ししんどくそしてやはり胸がドキドキする。生きていくのって中々しんどいよね。こういう感覚ってたぶん普通の人々は日々内包して生活してると思うんだけどこういう風に描き出すというのが上手い。
 最後に三号線を持ってきたのが良かった。

煉瓦を運ぶ (新潮クレスト・ブックス)

煉瓦を運ぶ (新潮クレスト・ブックス)