川上弘美 「水声」

いつの頃からか川上作品を読まなくなっていて久しぶりに読んだ。気になっていて図書館で見つけたので借りてみた。しんと静かな文章で今と過去を行ったり来たり。以前の自分だと受け入れがたい話ではあるけれど歳を経てなんだろう…こういうこともあるんだろあなと思える。これは生きることの喜びの話なのか?すぐそこにある死を感じることによって。ただただ好きな人を思うことの幸福。交わる水の声。
ママなる人物はあらゆる物事の中心になっていて、だけど私はたぶん苦手だなと思う。そして好きかと問われたらどうなのかと思う作品だ。やっぱり真鶴は凄かったなと思ってしまう。

水声

水声