日本文学100年の名作第2巻1924-1933 幸福の持参者

 アンソロジー2巻目。読んだことのない短編が多くてそれぞれに味わいがあって良かった。そして後ろの読みどころを読むのもまた楽しい。選者がどういう部分を気に入って選んだのかその短編に対する愛情みたいなものが伝わってくる。一番好きなのは中勘助「島守」。風景と心持と時間の移り変わりと静けさと。