『UTA WAS part 1 Phewと山本精一 それぞれの出発(たびだち)』@ 六本木スーパーデラックス

PARAの翌日スーパーデラックスにPhewさんと山本さんのライブを見に行ってきた。当初予想してたのは二人とも歌物で最後に一緒にやるのかなとか思ってたんだけど開場するときまさにその時に山本さんが受付にやってきて「本日はうたはありません」なる書置きをおいていった。むむむ・・・と苦笑い・・・・。あとでああそうか、「UTA WAS」とは「歌わず」という意味だったんだと気づく。

 最初は山本さんのソロ。歌わずそのままに卓上の機材とギターを使ってのソロ。難しい事はわからないのですみません・・・・。映像ともあいまって本当に素晴らしい演奏だった。光りの線が交差する映像も素晴らしかった。宇宙空間に連れて行かれるような感覚、そして途中からは海上にひとり浮かんで漂っているような気分。聞き入っているんだけどどこか別のところに行ってきたような音の世界にいるんだけどもう全然関係ないところに勝手に行って来た様な不思議な時間だった。本当に素晴らしかったのでライブという生き物、その場限りのものだとは思うんだけど何とかこの日の演奏が音源化されないものだろうか・・・・。
 
 Phewさんも卓上の機材を使っての演奏。詩を読んでいくような、感情の入らない説明書を淡々と読んでいくような朗読の部分と、あいまに「カチューシャ」などの歌を断片的にいれていく感じ。映像はモノクロームな電線と鳥?どこか無機質でもあり荒涼とした世界を感じさせる。何回か「電磁波は・・・」という語りがあったけど全体を文字で追ってみたいと思った。PHEWさんの表現したかった事がどのくらい理解できただろうか。ちょっと衝撃的でもあった。しんとした世界に身をおいてじっと聞いていたい。

 それぞれの出発とはどういう意味なんだろうと思う。UTA WAS part 1 とあるのでpart 2も是非に。

 帰りは混沌チームの皆さんと坦々麺。音楽を通して色んな人に出会えたことが楽しい。