戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

ぴあ

 台風が過ぎ去ってからわりあい涼しくて過ごしやすかったけれど今日は久々に夕立があった。またあの過酷な夏の日々が始まるのかなあ。

 今日も仕事でカチンと来る事があって(もうなんでもかんでも書いてやれ!)同じ物事を言うのでも言い方ってあると思うのですが・・・・。朝から腹が立ち、一生懸命右往左往してるのが馬鹿らしくなる。 でもそんな人たちを見て自分はそんな風に人に接しないようにしようと思った。むなしさを感じても自分がそんな人にならなければいいのだ。

 帰りに近くのショッピングモールへ。リニューアルされて初めて行ってみた。某雑貨本屋さんが入っていていくのを楽しみにしていたけれど今日行ったらなんだかぺらぺらものを感じてしまってすぐに出てきてしまった。薄っぺらくみえてしまったのは何故なんだろう・・・・何もかもが薄いファッションに見える。東京で同じ店に行った時のあのワクワク感はない。
 
 違う本屋さんにいってぴあの最終号を立ち読み(ごめんなさい買わなかった)
10年くらい前はそれこそ毎週買っていて情報源の一つだった。あとバイン田中君の連載もあってそれも楽しみにしていた(後に1冊の本になったけれど家には切り抜きをスクラップしたものがある)
 行ったことのないライブハウスのスケジュールなんかを見ていったいどんな場所なんだろうと想像した。下北沢にも行ったことがなくて行き方もわからなくてその時日記をやっていたiらんどでの友達に行き方を聞いたんだった。つまりパソコンを使ってなかったわけです。

初めて東京でライブハウスと呼ばれるものに行ったのは歌舞伎町にあったころのリキッドルームグレイプバインだった。恐る恐るあの長い階段を登った…あの頃も少しもやもやした物があって、よし、自分が見たいもの聞きたいものをどんどん見てやろうと思ったのだった。 それまでは長野に見たいアーティストが来るのを待ち年に数回行くか行かないかの生活だった。

ぴあはそんなあの頃の自分と結び付いている。

紙媒体としての役割は終えたと言う事だけれど、こうやってまたひとつ、紙媒体がなくなっていくのは寂しい。