戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

MO'SOME TONEBENDER "The world conquest tour"@渋谷クラブクアトロ

 ライブから時間が経ったんですが何を書けばよいやらいっそ書かなくてもいいかと思ったりもして。なんか自分の感情がまとまらないと言うか捉えられないというか。

 この間オフィシャルのサイトにアップされてた百々さんの屋上での演奏、あれを見たらやっぱりこの感じが凄い好きだし、このギターの音がやっぱり好きなんだよなあと再確認させられたんだけど、モーサムのライブに行ったらその求めてたものはまったくなくて違うことを再確認させられた。それはMO'SOMETONEBENDERというバンドがもうまったく違うバンドになっちゃったと言う事。そしてそれを見てた自分は本当に吹っ切れちゃったんだなと思った。吹っ切れるのに2年間。 ずっと悲しみや落胆や怒りやそんな自分勝手な感情にもんもんとしていた訳ですが今回はそういう感情は一切起こらずさばさばとしていた自分。反対にここ2,3日そんなさばさばした自分にかえってそれでいいのかと思う部分もあったりして。

 子育てでライブにあまり来れなくて久しぶりに来た友人が後ろの一段高いところから見ていて。フロアが前から後ろまで、端から端までみんな拳振り上げて盛り上がっていてそれは圧巻だったらしい。こんなモーサム見たことがなかったし、ああ今のモーサムってこの人たちのバンドだなと思ったらしい。
 確かに、自分もそう感じた。フロア中に楽しくて仕方がない空気が一杯でステージ側とフロア側との一体感とか凄いなと思う。
 
 前に、もんもんとしてる自分とある友人がフジロックで色んなバンドを楽しむように楽しめばいいんだよという会話をして目から鱗の気分になり、今回そういう気持ちで見たこともあってするっと自然に見れたのかなあ。けどやっぱりDAWN ROCK でここで百々さんのギターソロ!と思ったらアレンジが変わってて聞けなかったり、こんな爆音だけのGREEN & GOLDはやっぱり嫌だ!と思ったり、アンコールの echoで百々さんが先に帰ってしまったのを見て「なんで先にはけるんだよ!最後まで残ってギターかきむしるのが百々さんじゃないのかよ!」と毒づいたり、まだまだ吹っ切れない部分もあるといえばあったり(笑)

 帰りの飲みの時、寂しいけど今のモーサムは自分の好きなモーサムじゃないからしばらくライブ見ないと思うと友人達。自分はどうなのか・・・そうやってしっかりと意思を持てれば楽なんだろうな。本当の事言うとイサムさんが前であれこれやってるの本当にまったく好きじゃない(すみません)そんなんで行き続けてていいのかなという思いもありますが・・・・・とにかくあのギター!あのギターが聞きたいの一念で行ってるような気もする。これ以上書くと吹っ切れていたはずのグダグダを呼び寄せてしまうかもしれないので、まあもう深く考えない!