よしもとばなな「もりだくさんすぎ」

 帰りのバスで読了。ばななさんの2010年は本当に忙しくめまぐるしくすぎていった感じ。それにしてもやっぱり自分なんかの日常とは全然違う日常だなと思う。全然違う世界に生きてる人だとう思う。それが羨ましいとかそういうことではなくて選ばれた人だということだろう。ばななさん自身がその事を自覚していて小説を書く人という選ばれた人間なのだという事。日記を読んでいてなんだか彼女がちょっと伝道師のような気さえしてしまった。自分は近年の彼女の小説の世界にどっぷりと浸ることは出来ないんだけど(その時の波長がぴったりとは合わないということなのかな)でも所々のキラットした言葉にハッとさせられる。それからご両親の老いというものの受け止め方がとてもやわらかで穏やかだ。そういう風に自分はなれるかな。

もりだくさんすぎ―yoshimotobanana.com 2010 (新潮文庫)

もりだくさんすぎ―yoshimotobanana.com 2010 (新潮文庫)