戯言スクラップブック

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GRAPEVINE tour 2011@名古屋駅ダイヤモンドホール

バインちゃんのツアー、自分が行けるのも残り3回になってしまった。今日は名古屋へ。午前中にあれやらこれやら雑用を片付けていざ出発。長野はあんなに晴れていたのに名古屋に近づくにつれてどんよりと曇ってきてついにポツポツと降りだした。でもさすが晴れバンド、一回も傘を開く事はなかった。
名古屋駅でちょっと時間があったのがまずかった。高島屋でブラウスを衝動買いしてしまった。かわいいお店があってこの間もカーディガンを衝動買いしたんだった…。あと本屋さんで百年文庫「蕾」、豊崎由美さんの「ニッポンの書評」を購入。百年文庫今月は小川国夫が登場で楽しみにしていたんだけど収録の「心臓」ってこの間読んだアンソロジーに入っていた作品だった。買うの迷ったけどやっぱり百年文庫の小川国夫の巻を持っていたくて買ってしまった。

新栄に移動。記憶をたどりながらダイヤモンドホールへ。
今日のSilverado、とても力強く響いてきた。この強さはなんだろう。
そして今日はこのツアーではじめて物語の世界に入り込まなかった(笑)新潟と正反対で始終西川さんのプレイにばかり意識が集中してしまった。だって、なんかあきらかに何かを試したり、違う音をもってきたりしてるんだもん。もしかしたら鳴らされていたのかもしれないけど自分が気づいてなかったものもあったかもしれない。
うわあーこうきたかあとかここはこうやってるんだとか思ったら物語の方に頭が向かわなかった(笑)どちらがどうというのではないけどまた違った見方をした。
指弾きは「ピカロ」だったかな。
冥王星ではまた違った弾き方で攻めてきた。テケテケテケって、もう!そしてなんと田中くんとふたりテケテケだったらしい。西川さんしか見てなかったけど(笑)しかし、冥王星での田中くんのはじけっぷりは面白いなあ。
Dry Novemberでのさざ波のようなギター。そして411ではやっぱりあのジャズセッションのような所がかっこいい!もっと長くやってほしい。最後のあの迷宮に落ちていくような所もたまらない。しかしあの序盤のAXでやってくれたようなネックの上をスライドさせていくプレイももっと見たい。
やっぱりそして「夏の逆襲」はただただ圧倒されてしまう。あの終わったあとの放心した感じ。切なさと疲労感、だけど爽快感さえあって…。(それにしてもあんなに演奏がすごいのに西川さんの頭が凄いことに外にくるくると跳ねててちょっぴりニヤニヤとしてしまいました)
そしてGRAVEYARD がまた熱かった。田中くんのボーカルが強かった。

ここにきて本当に力強さを感じる。なんだろうこれって、と思う。

明日は大阪。自分はどんな風に聞くだろう。一本一本がいとおしい。