戯言スクラップブック

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GRAPEVINE tour 2011@03.05(土)横浜BLITZ

 グレイプバインのツアー初日、横浜へ。全然実感がわかずにいたのだけれどライブ前にお茶した友達が昨日から緊張してと聞いたらこちらもちょっと緊張してきてしまった。

 やっぱり1曲目は物語が始まるように「Silverado 」からなんじゃないの?と思ったら意外にも「真昼の子供たち」からだった。いきなりもう何だか物凄く幸せな気持ちに包まれる。田中君の笑顔、ああ・・・・とため息をつく。
 田中君がMCで意識を色んなところに飛ばしながらそれぞれに聞いてもらえればと言っていてそこにもまたぐっと来てしまう。序盤は「Suffer the child」や「COME ON 」 などもあって動きのある展開。そして「This Town」はやはり楽しい。二人のはもりギター、完璧にあってはいなかった気がするけれど(笑)そこもまた楽しくて・・・・。なにかの曲のときに西川さんがドラムの方に歩いていって背中むけて演奏してる時に田中君がにゃっと笑いながらさりげな〜く背中合わせっぽくギター鳴らしていたのも可笑しかった。

 ランチェロ'58から始まる息を詰めるような時間、久々に大好きなバインのライブのしんどくなるような奥のほうをぐっと捕まれるような感覚に陥って凄く良かった。ぐっと集中していてだけどここではないどこかに風景の中に立っていたり、もちろん眼は西川さんのギターを追っていてキャーとかかっこいいとか思ってもいるのだけれどそうじゃないもう一つの感覚もあって、まあどっぷりとその楽曲の世界に入っていたという事なんだろうなあ。

 「Silverado」は結局終盤にやってくれた。もう、もう、本当に好きすぎるこの音、詞の世界。

 アンコールでやった「夏の逆襲」がまたかっこよかったな。今まであったようでなかったような感じだと思うのです。

 西川さんのギターもずっしりと堪能させてもらって、やっぱりバインは西川さんのギターだよなあとかひとり頭の中で何回つぶやいたでしょう(笑)とうもろこしのマラカス振る姿もめちゃめちゃお茶目だった。

 終わって時計見たら2時間くらいしかやってなくて「短いよ〜」と言ってしまいましたが本当は3時間くらいやったんじゃないかと帰る時間を心配するくらいだった。それだけ濃いライブだったんじゃないかと。初日なのに!?皆、初日なのに良かったねえ〜と言っていて(笑)もう、本当に初日がこれなら一体最終日はどんなことになっているのだろう。これから何回かツアーが見れることの幸せ。

 バスで帰るために早々会場を後に。

セットリスト。ミクシの西川さんコミュよりお借りしました。

真昼の子供たち
おそれ
Suffer the child
Neo Burlesque
インダストリアル
COME ON
This Town
ランチェロ'58
ミラン
ピカロ
411
Dry November
VIRUS
Sanctuary
GRAVEYARD
指先
Silverado
風の歌

(EN)
夏の逆襲
スロウ
その未来