お客さん

 おお、もう3月ではないか!びっくりしてしまう。3月なんてまだ先だと思っていたのに2月の数日の日数の少なさがあんがいひびいている。とは言え今日は午後雨がみぞれのような雪のようなものに変わってうっすらと道路なぞ白くなってしまった。冬がいや、まだまだここからどかないからと最後の悪あがきのよう。
 そんな悪天候で午後はお客さんが全然来なくてそんな中コーヒーを買いにきたおじさんと人間らしい会話をした。60前後のおじさん。普段接客をしていてもどんどん注文をさばくだけのものになってしまうが今日はなんかのんびりと「雪になっちゃったねえ〜」などとほっかりとのんびりと会話した。本当は多分こんな会話はマニュアル的には駄目なはず。まあこういうお店で働いてるんだからしかたないけど、ああ街の喫茶店で(おしゃれなカフェなどじゃなく)こんな風に接客できるような店で働きたいなあとちょっと思ってしまった。
 ここ2.3年、くるお客さんが余裕のない感じの人が多くて多分人としては接してくれない。注文をとる機械のようだ。こんな風な世知辛い世の中でもちょっと息をついて落ち着くだけで気持ちに余裕が出るはずなのに。何てことを思いつつ自分もそうしなくちゃと思った。