戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

石原洋・山本精一 2マン!!@高円寺UFOクラブ

 山本さんの歌ものPLAYGROUNDを見にUFOクラブへ行ってきた。UFO行く前に混沌チームの皆さんと一杯。お昼を食べてなくてお腹がすきすぎていたせいかかえってだんだん体調が悪くなって大丈夫かなとちょっぴり焦りました。この間のロフトの時みたいになったらどうしょうと。口数少ない私を皆さん心配してくれてちょっと嬉しかったな。
 UFOクラブには開場時間くらいについたんだけど物凄い人でびっくり。会場内後ろの方よりも前よりの方がかえって密集度は低かったように思う。開演まで知り合いの方や、友達と話してたらだんだん体調もよくなって来たのでほっとする。

 出演者はこちら

・石原洋 WITH FRIENDS
 (石原洋<VO.G>+北田智裕<B>+荒川康伸<D>)
山本精一&THE PLAYGROUND
 (山本精一<VO.G>+スハラケイゾウ<B>+茶谷雅之<D>)

石原洋さんははじめて見たんだけど大人っぽい世界だなと思った(この表現なんか可笑しいかもしれないけれど)最後にやった曲が物凄く良くて身体を揺らしてしまった。

 そして PLAYGROUND、今回はドラムが千住さんじゃなくて茶谷さん、そして須原さんのベースも入ってのバンド形態、とても楽しみにしていた。演奏が始まって山本さんの歌と、あのギターの音と、もうどうしようもないくらいに
いいなあ
としみじみ思って気持ちよくて嬉しくてなんだか感動しながらにやにやしてしまうような、足元がふわっと浮かんでいくような、だけどギャーっと声に出したいようなそんな感覚に襲われた。やっぱり山本さんの声とギターが好きなんだなあ。
 茶谷さんのドラムはPLAYGROUNDの中でも茶谷さんのドラムでなんていえばいいのかパンッ!とはっきりと前に出るような前に進んでいくようなドラム。そこに須原さんの落ち着いた優しくておおらかなベースの音が繋いでいてすごく良かった。須原さんと山本さんが組んだ時の、須原さんが山本さんをみるまなざしがすごく好きだ。

 それから今日は言葉をじっくりと聞いたような気がする。いつもなら音にまぎれて聞いている言葉をあたまに刻むように聞いた。聞いたんだけど何故か今日は情景を思い浮かべてじんわりすると言うんじゃなくてしっかりと聞いていったという感じ。

 エフェクターの調子が悪くなるとはずして投げてて「だんだん少なくなってきた」といってました。あと「僕の言ってることは全部嘘ですからね」とか「反対の意味ですから」とか(笑)「お客さんをないがしろにしてるみたいに言われるけどそんなことないです」ってこれは本当?(笑)こういうところも山本さんで面白い。
 茶谷さんからのリクエストと言うことで「幸福のすみか」に入ってる「そら」をやってくれた。いままで演奏したことないそう。いつもCDで聞いてるからこちらはその印象がなかった。レコーディングしたまま忘れていたそうで、いやあ・・・・もう・・・・これがとんでもなく良かった!!!「ちょっと感じが違うから驚くかも」みたいに言われてたけど、もう、最高だった〜!茶谷さん、リクエストしてくれて本当にありがとうございます!

 アンコールでは想い出波止場の曲。素晴らしかった!

 6月から11月くらいまでライブやらないという発言があって、なにか他にやりたい事あるのかな?写真とか?文章書くとか?と単純に考えてたんだけど山本さんファンの友達がちょっと落ち込んでいて、ええ?ってちょっとなってしまったけど、でもまあ山本さんのことだから何がどうなるかわからないし、本人がやりたいように自由に活動してるのを見るのがまた楽しいのでそこはまあ楽しみに待つしかないかなあ。それに6月までまだライブもあるし。

 それと同時に自分もちょこっと一息ついて色んな事を考えなくちゃいけないんじゃないのかなとも思った。

 外に出たら地面が濡れていてどうやら地下に潜ってる間に雨が降ったみたいだった。