DOMMUNE
仕事から帰ってDOMMUNEで「千本中立売 〜どらっぐすとぅあの日々」関西アンダーグラウンドを生んだ小さなスペース という番組を見た。出演はJOJO広重(非常階段)×GESO(第五列)のおふたり。
非常階段本で読んだどらっぐすとぅあというお店の話、そこにかかわった人たち、お店をとりまく音楽シーン、そして音源など聞けてとても面白かった。実際そこにいた人たちの生の言葉と言うのは貴重だなあと思った。本を読んだ時も思ったけれど本当にその時代その空間で輝いていた瞬間のお店のように思えた。羨ましくもあるけれどたぶんそこのかかわる人たちというのは必然のように吸い寄せられていく何物かがあったのだろうなとも思う。
そんな素晴らしい空間がはたして今あるのかなと思うとそれは今のようにネットをとおして音楽を知ったり人と繋がったりする今ではありえないような気もするし(ある意味ネットがそういう空間である気もする)、しかしライブハウスや自分が知らない所にそういう熱のようなものは渦巻いているんじゃないかとも思える。 個人でイベントを開いている人たちだってそうだろう。
大きなものに流されず、本当に面白いものを探し続けることに情熱を傾け続ける事、受け取る側であってもそれを持ち続けていきたい。
久しぶりにJOJOさんの優しいお顔を見れてほっとする。でもときどきその笑顔の下に鋭いものを感じる。 BIDEさんのガレージライブの音源もよかったな。
その後引き続きユーストリームで日比谷カタン/坂本弘道 セッション を見る。こちらも物凄く良くて家にいてこんなわくわくするようなものを立て続けに見れてなんてぜいたくなんだろうと思う。
ネットなどという存在のなかった時代の「千本中立売 〜どらっぐすとぅあの日々」の話をネットで聞くことの不思議、ライブをネットで見ることの不思議も感じた夜だった。
サッカーはあまりにもあっさりと勝ってしまったのでちょこっと気抜けしてしまった(笑)もちろん勝って嬉しかったです。