いしいしんじ「アルプスと猫」

今年一冊目の読了本。新潮文庫で出しているいしいしんじごはん日記シリーズの3冊目だ。
いしいさんの独特の文章に最初とまどってしまうけど馴染んでしまうと心地よくさらさらと読めてしまう。極寒の冬の松本…丁度山を隔てたくらいの場所に住んでいるのでその寒さへのとまどいがよくわかる。
関西からはじめてここにきて過ごした冬は驚きの連続だった。流しの洗い桶にたまっていた水が朝起きたら全部氷になっていたり、大根などの野菜は外に置いておくと凍るので冷蔵庫に入れておかなきゃならなかったり(すなわち冷蔵庫の方が暖かいと言うこと)

読みながらなんだか新たに寒さを体験したような気になった。

日記を読むというのは不思議なものだなあと思う。こうしてまとめて読むと流れていく時間を感じることが出来る。

アルプスと猫―いしいしんじのごはん日記〈3〉 (新潮文庫)

アルプスと猫―いしいしんじのごはん日記〈3〉 (新潮文庫)