長嶋有「祝福」

 長嶋有さんは大好きな作家。長島さんほど人が日常に過ごしている脈絡なく動いている言葉や感情などを描き出している人っているだろうか。作品にあらわれる言葉は思いはある目的のために運ばれることが殆ど何じゃないだろうか。でも普段過ごしている自分は脈絡なくあれこれの事を思っていたりする。

 私は、私以外のこの世界のすべてが本当は嘘かもしれないとときどき感じるということ。それから好きなバンドのライブで世界の輪郭をつかんだように感じること。どちらの自分も自分で、それは矛盾しない。しないと思っている。

 それから「十時間」と言う作品が凄かった。

祝福

祝福