今年も行ってきました

 今年も「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読み終わる。行ってきました、二つの世界へ。どちらに惹かれたかというと今年はハードボイルドワンダーランドの世界の方だった。地下の世界での冒険も面白いけれど、地上に戻ってからの10月の風景を今年は楽しんだ。雨とかビデオ屋とかかたつむりとか日比谷公園とかコインランドリーとか。やっぱり村上春樹の長編のなかではこの小説が一番好きだ。

 色々発見もあった。「でも愛というものがなければ、世界は存在しないのと同じよ」という太った娘の言葉は「1Q84」で描かれた世界に繋がってるような気がした。

 10月は美しい。でも今年の10月はなんだか静かに実っていく10月ではなかったような気もする(台風もきたし)そして気がつくと11月になっていました。
 ではムーミンの出てこない「ムーミン谷の十一月」を読むことにしようかな。その前にちょこっと他のものを読んでから。