荻原魚雷「活字と自活」

 
 昨日と今日で一気に読んでしまった。フリーで文筆業で食べていく事の厳しさがありありと綴られている。ちょっと自虐的な感じも含まれているし、諦念感も漂っていて読んでいてちょっとしんどかったりもするし身につまされたりもする。けれど、しかし実は根っこの部分では皆しぶとく好きであることを続けているんだなと思う。反対に厳しい生活の中でも続けていけるという事は本当に正に好きな事なんだなと思う。

 作者の生活は考えれば植草甚一の送っていた生活と同じでもう、それは本当に自分にとってもあこがれな生活だあと思う。そこに経済的な苦しさが含まれるか含まれないか・・・・。

 魚雷さんの生き方を選ぶにはやっぱり覚悟というものがいるのではないだろうか・・・でも気合のはいった覚悟とも違うような感じ。こういう人であるからこその文章があると思うし、紹介される本であったり、作品と言うものがあると思う。 あちこちに付箋を貼ってしまったし、詩人について書かれたところを読んでいいなあと思った。そういえば昔何故か黒田三郎にちょっとはまってた、また読み返したい。

 しぶとさ・・・・・。

 

活字と自活

活字と自活