村上春樹「1Q84 BOOK 3」

 やっとこさ昨日読み終わった。発売日に買ったんだけど BOOK 1から読み直していたので。去年 BOOK 1,2を読んでいた時に感じた、ここはちょっと苦手だな・・・・しんどいな・・・・と思った部分も今回はさらっと読めてしまったのが不思議だった。そしてさっき去年書いた感想を読んだら2のあの最後の方の青豆さんのところでなんと自分は泣いていたのでまたもやびっくりしてしまった。

 自分のまわりや、ブログを読んだりしてる方にはけっこう辛口な感想が多くてそうなのか・・・・と思いながらもそこには影響されないように素直に読みました。自分はけっこう楽しめたと思う。もっとハードボイルドな部分がでてくるのかな?とも思っていたけれど。そして最後まで読んで何故回りが辛口の感想が多いのかがなんとなくわかった。色々書くとネタばれになってしまうので書かないけれどここで「純愛」などという言葉を使うのもどうかと思うけれど天吾と青豆の「純愛」ぶりにちょっとぽかんとなってしまったのは正直な気持ち。何があっても自分のなかに大事に思えるもの信じられるもの大切な人、それがあればもうそれだけでいいとこの物語は言っているのかな?こんな風な結末を今の村上春樹が持ってきたということの意味をちょっぴり考えてしまう。

 しかし読み終わって一番自分を惹きつけていたのは牛河だった。なんかもう衝撃的で昨日から牛河のことばかり考えてしまってる。



1Q84 BOOK 3

1Q84 BOOK 3