倉橋由美子「偏愛文学館」

 倉橋節と言うのかすぱっとした語り口が気持ちいいな。紹介される作品はバラエティに富んでいて漱石から杉浦さんの漫画、ジェフリーアーチャーまで紹介されているのになぜか彼女の好きな感じと言うのが統一されているような気がする。好きの要素。三島由紀夫やら太宰治やら読まず嫌いな作家の作品も彼女の紹介文を読むと読んでみたくなる。

 あっと思ったのは吉田健一に関するところで、もう凄いなあと・・・・「金沢」は読まなくちゃと思った。


偏愛文学館 (講談社文庫)

偏愛文学館 (講談社文庫)