戯言スクラップブック

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『大友良英 Invisible Songs CD発売記念ライブ』@新宿ピットイン

 朝、国分寺のs嬢宅でぼんやりしてるとだんだんとお天気になってきた。お昼ごはんが何もないので上着も着ないで駅のほうへ出かける。とても気持ちがいい。お豆腐やさんの前の路地に猫が気持ちよさそうに座っていた。そして気持ちの良い陽気につられて無印で服を衝動買いしてしまった(汗)

 午後、青山ブックセンターでTさんたちと待ち合わせ。山本さんコーナーが出来てるということで。山本さん先週の本達がならんでいた。昔の中国や日本の書物が多くて自分がまったく読んでこなかったようなジャンルのものばかり。この間良寛の言葉を書いてもらったので良寛の本が欲しかったが5千円以上したので断念。岩波文庫の「杜甫詩選」というのをこっそりと買う。あと「山本精一推薦和漢古典精髄」という小さな小冊子があったのでいただいてきました。

 渋谷まで歩いて大戸屋で腹ごしらえ。食べ過ぎて苦しい。ピットインへ移動。今日は昨日にもまして人がたくさんだった。

 大友さんのこういう形のライブを見るのははじめて。芳垣さんのシャープなドラムがかっこよくて気がつくとじっと見ていたりする。山本さんは昨日大友さんが言ってたみたいに歌手だったなあ。なんだか歌い手だった。語りみたいなボーカルがあって、こういうのは聞いたことがなかったのでちょっとびっくりした。

 自然にするっと歌が流れてくるような浜田さんのボーカルも素晴らしいなとおもった。そして気がつくと大友さんがキーンとした音を出している。もしかしたら昨日よりも鋭い音だと思った。

 そうだ、芳垣さんがショーケンの本を買いに言ったという話が面白かった!昨日今日と本屋でその本を見かけていたので。山本さんが「傷だらけの天使」の配役をしていたのが可笑しかった。はたして若い人には分かるのかな?あれの最終回?を見てぼろぼろ泣いたのを思い出した。


大友良英(ギター)、山本精一(ヴォーカル、ギター)、近藤達郎(キーボード)、ナスノミツル(ベース)、芳垣安洋(ドラムス)
スペシャル・ゲスト:浜田真理子(ヴォーカル)、アルフレート・ハルト(サックス)

 贅沢なみたされた気持ちでピットインを出る。「こういう新宿久々」と言うHさんの言葉。なにか夜の新宿の風景画キラキラとして見えた。(伊勢丹のあたりかな)

 ながくて楽しい二日間だった。けど楽しみにしていたピットイン2日間が終わってしまったなあ。