戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

フォー・アイランド・スマグラーズ@下北沢・BASEMENT BAR

出演:イーヨ・イディオット/久土'N'茶谷/山本精一+Chaos Jockey/
遠藤ミチロウ
ちょっとのんびりしてから上京、下北沢で友達と待ち合わせ。駅前の和民で軽く腹ごしらえ。しかし何だか落ち着かず気が焦りみんなにしょうがないなあ〜(笑)と笑われベースメントバーへ。だってとても楽しみにしていたイベントなんだもん。
しかし開場待ちの列の横をギターをかかえて階段を降りる山本さん、もしや今到着?!(笑)

遠藤ミチロウ
今日のスタートはミチロウさんから。若干おとなしめの会場にちょっぴりとまどいつつ、今日はあんまり頭を振らずじっとミチロウさんの顔をみつめていたなあ…。歌詞の激しさとは反対にミチロウさんのあたたかな眼差しが印象に残りました。

山本精一+Chaos Jockey

お待ちかねの精一さん。まずは椅子に座ってのソロからです。開口一番、「やりにくいんでもうちょっと下がってもらえますか?」と。たしか去年もベースメントでそんなようなことを言ってたような…(笑)今日はいつものハンチング帽に眼鏡でした。
今日は終始ストラト一本で。最初弦をふわ〜っと響かせたあと歌いだす。「泥棒の君」から。激しく掻き鳴らしてみたり、足元の器材をばしばしと踏んで切り替えたり。
「何かある」今日はアコギじゃなくエレキだったからか同じ曲でも何だか激しく攻撃的だった。どんどん激しくなって今日はパンクやあなと思ってこっちもぐーっとなってくる。
途中で弦が切れて「誰か5弦もってますか?」と。弦が届くまで一曲と言って4つの弦でギターをかきならす。そして久土さんから弦届けられ弦をかえている間にスターパインズの告知を。。3時間くらいこういうのをひとりでやると。反戦かみたいのもやるって言ってたけど鈴木祥子さんとやった時に歌った歌とかやるのかなあ。
弦をはりかえた後は私はたぶん初めて聞く曲。その曲からの流れでChaos Jockeyへ。茶谷さんを呼び寄せて立ち上がり、椅子を後方へ投げ捨て、歌詞のかかれた紙を蹴散らす山本さん。うわぁ〜きたー!!とぞくぞくしてしまいましたよ。もうひたすらギター掻き鳴らす山本さん、その山本さんを必死に見つめながらドラムを叩く茶谷さん。Chaos Jockeyはやっぱりたまらなくかっこいい!ふたりと思えぬ迫力でばっさばっさと切り付けられるよう。興奮状態で思わず何か叫んでしまったけれど轟音にかき消されるばかり。
途中で茶谷さんにもっとと手をあげてあおる山本さん、やばい!
途中からしきりに譜面台に留めなおしていた歌詞を歌う山本さん。な、なんの歌ですかー!!もうドパンクそのものだった〜。眼鏡も投げ捨ててたなあ。

泥棒の君
何かある
弱虫

Chaos Jockey

イーヨ・イデオット
イーヨさんの曲、何時が終わりなのかわからなくてポーっとしていると「あの、終わったんですけど」と言われる。(汗)
イーヨさんの不思議な感じがさっきまでの空気をがらりと帰る。ステージ上でメンバーをかがませてみたり、フロアのまんなかを空けさせてお客さんとダンスしたり。知り合いふたりが餌食になってました(笑)
踊るのはちょっと…なのでギターの演奏を熱中して見る。
久土'N'茶谷

最後は久土'N'茶谷。茶谷さんは衣裳替え(笑)久土さんはさっそく髪をふりみだして歌う。後ろからかけられる歓声。やっぱり男気があってかっこいいなあ〜。
久土さんの物凄い形相にもひかれるが茶谷さんのはねあがるようなドラムをついつい見てしまう。なんかもうふたりの意気がぴったり、がっちりな感じになってる。
ピンクレディのUFOなどをカバー。ブルースやなあ。
そしてミチロウさんや精一さんの曲をやっては「ざまあみろ」と久土さん(笑)途中で披露されたインスト曲はオリジナル?久土'N'茶谷らしからぬ(笑)きれいな曲で気持ち良かった〜。
最後はミチロウさんと一緒に。さっきのひとりの時にもましての迫力だった。燃えました、楽しかったなあ。
こんなに長いイベントだったのにわりとあっという間に感じたのは好きなアーテイストばかりだったからだと思う。会場にはPhewさんや西村さんもいらしてて、MOSTのメンバー勢揃いではないですか!今日のパンキッシュな精一さんをみてたら本当に早くMOSTのライブが見たいと思ってしまった。帰り道まだまだ興奮状態で精一さんかっこよかったなあと連発する私。久土ファンの方が「歌詞の書いてた紙とか蹴散らしてるの見て荒くれ者だなあと思った」と一言。いや、まあ、時々たしかに荒くれ者ですね(笑)
さて、明日はサマソニ、そしてそのまま奈良の実家に帰省です。