戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

ゆらゆら帝国×THE CORNELIUS GROUP@恵比寿リキッドルーム

ここ2.3日極限状態だった。なんか時間がない。だってぼーっとテレビなんか見てるくせに、ひとりでゆったりできる時間がないのです。で、今朝はもう忙しくてどうしようもなかった。今日が缶、ビンの回収日でそして出掛けに免許書が見つからなくてさんざん捜し回り(車に落ちていた)バイト遅刻するかと思った。
仕事も今日も忙しかった…1時にあがれなくてUPしたの1時半過ぎそこから高速を飛ばしていざ東京へ〜。
群馬で湘南新宿ラインにのってホッとする。暑さでうんざりする真夏の風景もこうして電車から眺めているととても美しい。それは車内が冷房が効いているからと言うのがあるけれど最近こうやって窓から流れる景色を見るのが好きだ。

今日は番号もそんなになので気持ちは焦らずゆったりなのだった。混沌チームの皆さんは平日だから?誰も参加せず今日はひとり。
そしてはじめてリキッドの最後方でライブを見ました。あんな後ろに雛壇みたいになってる場所があるなんて知らなかった〜。開演まで座ってられたし、立ち上がればステージも会場全体も全部見渡せる贅沢な場所だった。ちょっとステージが遠いのが難ですが。

ステージ後方に白い布がかけられていてその前にアンプとかがセッティングされていて、たぶんゆら帝が先かな?と思ったらそうだった。
「あ、どうも」の坂本さんの言葉ににやついてしまう。この間の野音に行けなかったからやっぱり見れて嬉しいよ。

前半は新曲を中心に。こちらも聞き慣れてないから多少入り込み度が少なかったかもしれないけれどアルバムが出て聞き込んで秋のツアーでどっぷり浸かるのがとても楽しみ。
ステージ上の照明はパープルから赤と変化して美しかった。普段前で見てるからこうして照明を見ることってなかったなと思う。後方だからまわりの人はじっと見てるって感じだったけど、こちらはどうしても自然と体か揺れてしまう。
音のバランスはそんなに良くはなかったかも。一郎さんのドラムの迫力の聞こえ方がいまひとつだったし、千代さんのベースは途中でトラブったし、でもトラブった時頭を振った千代さんの長い髪の揺れが美しかったなあ…
「なさけない恥ずかしい」と繰り返し歌われて頭がぼーっとなってしまう。そしてその後のタコ物語から俄然スイッチが入ってしまった。体の中からふつふつ沸き上がってくる熱い固まりみたいなもの。来た来たと思った。これがあるからライブはやめられない。

そしてその後の「恋がしたい」がうっとりするくらい良かった。普段こちら系の曲はつい退屈になってしまうんだけど、こんなに良かったなんて。恋がしたい〜と口パクで歌う自分に気が付いてあれ?これ外から見たら気持ち悪いかもとか思ってしまった(笑)
その後「急所」「つきぬけた」などおなじみの曲がならされて会場もヒートアップ。自分もまわりを気にせず頭ふりまくり。
「ロボット」のあの途中のギター鳴らすところ、照明が落とされて坂本さんが黒いシュルエットになってうごめく様はほんとにたまらんかったなあ。最後は3×3×3でした。何回か坂本さんジャンプしてたけど最後の最後ステージむかって右にさがり、いくよって感じで助走つけて海老ぞりジャンプ!興奮した〜。そして帰るときにひらひら手振ってました、素敵すぎる。

新曲

新曲

なんとなく夢を

なさけない&恥ずかしい

タコ物語

恋がしたい

美しい

急所

つきぬけた

ロボットでした

3×3×3


ゆら帝が終わりステージには白い幕がはられて、コーネリアスにセットチェンジ。これが案外時間がかかって長かった〜座れる場所で正直助かった。
ようやく客電が落とされてスクリーンとなった白い幕に赤や青の色がつぎつぎ変わって行き、途中からメンバーの影が映しだされてそれだけでちょっとワクワクとさせられる。
そして幕がいっきにおろされてステージが現われてそのかっこよさに思わず「うわー」っと声をだしちゃったよ。メンバーの後ろには光の帯のような照明がセットられていてその照明が曲にあわせていろんな色を光らせていた。そしてその後ろのスクリーンに映像が映し出され、今日は本当にこの場所で見て大正解だったなとあらためて思う。
音と光と映像がぴったりあっててこれはもう全体で一つの世界を作り出していると言うのか素晴らしかったよ。後ろの見晴らしのよい場所でそれをゆらゆら揺れながら満喫させてもらって夢の中の世界みたいでした。
そう言えば最後の方にあれ?なんか聞いた事あるフレーズと思ったらスクリーンに一瞬ゆら帝の3×3×3のジャケットが映しだされてなんとも心憎いリスペクトの仕方でどこまでもかっこいいなーと思った。



ライブが終わってまだふわふわした気持ちのまま電車に乗って国分寺に帰る。