古川日出男「ハル、ハル、ハル」

 古川日出男の「ハル、ハル、ハル」を読む。今回は買ってすぐに読んでしまった。古川本を読むのはベルカと中国行きスロウ・ボートリミックスに続いての3冊目。(買ったまま読んでない古川本が何冊か・・・・)ベルカはその独特の文章に読むのに苦労した覚えがある。だけど今回はサクサクと読めた。何故なのかなと思ったけれど話が文章がスピード感に満ちていたから。会話とか文章とか時々詩を読んでいるような気持ちがした。あと、主人公達の状況にかかわらずその行き着く先への開放感みたいなものがあって、これを読んでる間自分もタクシーに乗って走ってるような感覚になった。

 好きなのは2話目の「スローモーション」だけど。なんだかわからないけれどキラキラした浮遊感みたいなものを感じた。主人公が夜の公園でくるくると回ってるところがステキ。

 3話目はやっぱりちょっと苦手だったゴメンナサイ。

ハル、ハル、ハル

ハル、ハル、ハル