戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

Grapevine tour2007「ママとマスター」@新潟LOTS


新潟駅に降り立ったら、さ、寒い…東京は晴れて蒸し暑かったのに…。新潟の友達に朝は雨降ってると言うメールをもらって心配してたんだけど、雨はやんでいたので一安心。雨の中、外に並ぶのは嫌だもんね。駅からてくてく歩いて会場へ、20分くらいかな?
前は行けないだろうと思ってたんだけど端があいていたので 迷ったけれどそこで見ることにする。やっぱりこのへんの位置で見るのが落ち着く。西川さん見つつ田中君も見える位置。
横浜は本当にあまり楽しめなかったので今日はリベンジだ〜と思いつつ、あんまり熱くなるからいけないんだとちょっと気持ちを冷ましていいたんだけど、やっぱり熱くなったし、楽しかったよ〜。
今日もランチェロ始まりで、SEの音楽に亀ちゃんがドラムのシンバルを重ねていく。そして西川さんが足元のエフェクターをゆっくり軽く踏みながら小さな音でギターをならしていく。そして田中くんのギター。その入り方だけでなんか来るものがあって、今日のライブは楽しめる、と思った。いや、本当はやさしくエフェクター踏む西川さんの足にやられたんですけどね(笑)
こんなにじっくりじっくりランチェロを堪能した事ってないかも。一曲目にやることが多いからまだ心を落ち付けてない段階で聞くことが多かったから。今日はそのスライドギターと足元にやられました(笑)
あと赤い照明に照らされた西川さんの顔にもどきどき。だってなんかふせめがちの睫毛まで見える感じなんだもん(汗)それから人差し指で頬とかを押さえるしぐさ、前髪の内側をはらうしぐさ(なんか見すぎだなあ…)今日は横浜で着ていた柄の草花シャツ、あれってリバティなのかな…田中君は胸元にピンタックが入った白シャツ。
2曲目、AXのような派手さはないけれどがっちり弾いてくれて見てた位置がまた斜めからだったからか弦に一本一本にピックで弾いていく様やら見れてとても贅沢だったなあ。そしてすでに2曲目でああ…このまま終わらなきゃいいのに…ずっとやっていてよって思っちゃいましたよ。
新潟のお客さんはおとなしくて、ライブがはじまってもどっと前方に駆け寄る人もいないし、特に前にいた人達が全然頭もふらないし、微動だにせずじっとしているのでびっくりした。あまりに横浜と違いすぎて、でも自分のペースでライブが楽しめたので快適だったけど。音はねえ…自分のいた場所にもよると思うんだけどそんなに良くなかったかも…ちょっとこもったような感じがしてそれは残念だったかも。Yellow とか南行き とか田中くんが西川さんを嬉しそうに見ていてなんか好きなんだね〜と思ってしまった。南行き、ふたりで向き合ってひいてたりするのを、こう、西川さんの背後からのぞき見るような感じの角度でこれも良かったなあ〜(なんかどんどんストーカーチックになっていく?)
今日の○○野郎はコシヒカリ野郎だったっけ?あ、やっぱり、なんて思ったのにしっかり覚えてないなあ…。で、久しぶり、3年ぶり〜!なんて言って「え〜違う、一年ぶり」とか「去年来た」とか地元の人に言われてたなあ(笑)

そして13/0.9 、ダワ〜ンとペグを弛ませたた後のチューニング、ちょっとほほ笑みながらにやられた―、そして、来る、来る、来る、のピキーンに久々にどきどきしてしまいました。いや、そんなに凄いピキンじゃなかったけど(笑)
ここからどんどん深まっていくライブ、皆じっくりとステージを見入る感じ。インダストリアル アルバムのアコギ部分フレーズ、田中君もうフリーな感じで弾いてた。豚の皿 がまた凄くて、なんだろう鍵盤の音が鳴っての入り口、西川さんがなんか音をゴーっと歪ませてるような気がしたんだけど気のせいかな…で細かいアルペジオ、小さく弾いてたのにいきなり強くさせたり、ああ、もう、なんだか聞きどころが満載でした。ん〜やばい!
ママ はあの揺らぎのような最初の西川さんの部分、今日はすぐに亀ちゃんのドラム、金やんのベースも入ってきちゃったのですごーく残念でした(汗)まだ!まだ入らないで!西川さんのソロを〜って気分でしたよ(笑)今日も足元のボタンみたいのをトントン、トントン細かく踏んでました(ため息)
Juxtaposed はやはり緑っぽい照明そして後ろのチカチカの照明、上からのスポットライトっぽいの、それがスモークで満たされた空間に交互に照らされててなかなか良かったです。AXのようなドラムのドーンて低音はなかったけど後半の金やんベースがなかなか凄かったなあ。田中くんははやりぺたんと床にひざま付いてました。FORGEMASTER にかけて西川さんのギターがどんどんぐっと集中していくのがわかる。いや、ぐっと集中してるのはこっち側かも。なんか息をつめる感じ後半にちょっと腰かがめたりしてたかな(うろ覚え)後半のソロっぽい所、田中君と向き合う感じで弾いててそれが凄く長く感じて田中君まだ歌わないの?まだ歌わないの?、いや、もっと長くのばしてていいよとか頭の中で反芻してたり…。田中君が歌いだして、まだ熱の余韻をもった感じの西川さん、田中君はちょっと何かネジがはずれたように凄い声張り上げて歌ってた(その顔が、うわぁ…って感じなんだけど、そこにもぐっときたりして)
ふーっとため息つくように指先 。指先 の最後におじきする西川さん。
10周年トークに熱い拍手おこるも、お安い価格トーク「持ってないやつおるやろ、買って」の言葉にやや拍手が少ないと、ふんっ!て感じでピックを会場に投げ付けてておかしかったです。今日の田中くん、なかなか面白かったよ、最初からアリガットサンの連発に外人さん…て思ったし、腰かがめて足あげたり、なんかじたばたしてて可笑しかった。後半、ベールの音が凄く大きくて田中くんのギターが聞こえなかったんだけど…。さすがに後半はぐぐっと盛り上がるかと思った会場、だけど後半もおとなしめだったなあ…COME ON とか体揺らしたくならないのかな…とちょっと思った。
FLYは人を待たずどんどん先にいっちゃう事にしたみたいですね、田中くん。今日はそしてニヤニヤとしながらフロアを右から左、左から右へと見回しててなんかこっちもニヤニヤしちゃったよ。
smalltown、すっくと立って歌ってるにしかわさん。その向こうに目一杯力こめて歌う田中くん、もうそれだけで胸がいっぱいだったなあ。

アンコールは君を待つ間 、HEAD 、BREAK THROUGH
。HEADの時、今日の誰かな?!は、自分と、金やんでした。アニキが見たいよ〜(笑)もう一曲やらしてくれ、で西川さんのほうを見てなんか一瞬お互い躊躇した間があってその後ふたり笑ってたなあ。
アンコール終わって、音楽なりだしたのに拍手がなりやまなくて、皆帰ろうとしなくて、田中君、Tシャツ投げたからアンコールはないだろ、と思いながらなんか帰りがたくて一緒に拍手しつづけちゃいました。会場おとなしかったけど何かライブの良さがずーんと広がってたんだなあと思わされてちょっとじんわり。

完全に、横浜の凹みが吹っ切れた気がする。なんてじっくり堪能できたんだろう〜あと、久々にあのぎゅっと胸つかまれる感覚にも陥らせてもらえたし。
でもほとんど西川さんウォッチングしてたんですけど。曲の合間とかに右手をパアに広げる所を見てまたひとりでうわぁ…てなってました(汗)

ランチェロ'58
スレドニ・ヴァシュター
シスター
(All the young)Yellow
ナツノヒカリ
南行
GRAVEYARD
13/0.9
アナザーワールド
インダストリアル
豚の皿
ママ
Juxtaposed
FORGEMASTER
指先
I must be high
棘に毒
COME ON
Scare
FLY
その未来
smalltown,superhero

アンコール

君を待つ間
HEAD
BREAK THROUGH

土日きっぷだったので宿代を浮かすため、今日は国分寺へ。よく考えたら家にも帰れた感じだった…よく調べればよかったなあ。明日は仙台、日曜だし、たぶん東京都かからもたくさん人が来そうだからやっぱり押されるかもな〜。