戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

山本精一+ミト+七尾旅人@青い部屋

PARAが終わって外に出ると顔見知りな人達がいて笑ってしまう。(アルバムリーフ見なくていいの?)
4人でタクシーで青い部屋へ。はじめてくるハコ、戸川昌子さんがオーナーらしい。入ったらすごい人でどうしようかと思ったけど前の方にいったら空いていたのでぺたりと座る。
何アーティスト終わったのかわからないけど私たちが見たのは外人さんのDJから。立った方がいいのかな?と思ったけど皆座ってるからそのまま見てたんだけどコートを脱いで上半身裸になった所からエキサイトして来ちゃったみたいで叫びながらフロアに突っ込んで来て逃げ遅れて転がされてしまいました(汗)その後マイクスタンドにつるした物を燃やしたり過激だったな…。
ちょいあせったけどまた座りなおして待つ。ミトさんがお子さんをつれて通ったり、山本さん、到着したみたいで通る。帽子かぶってました。次が3人のセッション。 七尾旅人君は胸の所にスパンコールがついた独特の衣裳だった。声がかわるエフェクターみたいなので「今晩は、山本精一です。」と挨拶(笑)今日の七尾旅人はずっとその声が高くなったり、低くなったりするのを使ってた。ミトさんはむかって左側でギターやキーボードや色んな機械をいじられてました。一曲目、山本さんは後ろに下がってドラムを叩く。今日はけっこうドラムを叩いてました。一曲終わって前に出てきて「今晩は、七尾旅人です」と挨拶(笑)「精神世界の世界へようこそ」と一言。本当にそんな感じ。三人の即興のセッション?最初は七尾旅人のボーカル、ボイスを中心に流れてたと思うけど途中から山本さんが流れを持っていったような気がする。ミトさんが出す音が透明でノイズであったりしても凄くきれいな気がした。山本さん…どんどん入っていっていきなり「赤ん坊の目」を歌いはじめたから驚いた。そこだけは七尾旅人の声がいらなかった気がする(すみません)その後も高音でハミングしたりしてつっ立ったままその世界に囲まれる。そこに体は立ってるのに中身はその出されている音の世界にいってしまってる。
山本さんが歌った歌(あらかじめある曲じゃなく歌詞とかも即興らしい)を聞きながら真っ白な雪の風景の中にいたりした。
アンコール、「じゃ一時間くらい」とまだまだやりたそうな山本さん。でもお店の方から10分くらいでと。
山本さんはまたドラムを叩いたり。激しくギター弾いてたミトさん。七尾旅人はしゃがんだり動いたりしながら声をだす。旅人君の声もひとつの楽器みたいだなと思う。最後にギターをアンプにたてかけてマイクの所によってきてワーっと叫んだ山本さん。うーん、本当に別世界へつれていかれた時間だった。こういうライブはこの日しか見れなくて二度とはないだろうからできうるかぎり見たいなあと思いました。