戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

PARA1st Alubum Release Party “systrum #4”@ 渋谷NEST

仙台から夜行バスにて高崎へ。高崎から車で家に。高崎にまた2時間も早くバスが着いてバスセンターの待合室で時間つぶした。だって5時ですよ〜。今日は友達いたから良かったけど。

何故に仙台からそのまま北海道に行かなかったと言うと自分の営業があったからです。ベルの演奏が児童館であった。 やっぱり鬼門の曲、自分のソロの部分で躓いた・・・・あ〜あ、がっかり。ベルの仲間に見送られてまた東京へ。明日は羽田から飛行機に乗る。前泊です。そしてその前にPARAのライブへ。

■[systrum #4: PARA "X-GAME" release party]@O-nest
LIVE:PARA / OLAibi + Itachi / 勝井祐二ソロ
FLOOR ACT:植野隆司(グラスハープ)ソロ
DJ:お人形
VJ:岡村明日可

 会場に着いたらもう開演時間が過ぎててロッカーに荷物をいれてさっそくフロアへ。暗闇の中流れる音楽。ああ・・・まだはじまってなかった〜と思ったらなんと勝井さんのソロだった。時々やる暗闇のなかでの演奏。当然ステージの勝井さんの姿はまったく見えない。フロアの空いてる部分に降りてじーっと耳を傾ける。なんかでも途中からきたこともあり・・・なかなk今日は集中して演奏に入り込むことが出来なくて残念。

 勝井さんの演奏が終わってフロアが明るくなったので前方へ移動〜。山本さんファンの方を見つけて横へいれていただく。ステージの上にはずらっと並べられた打楽器。
 OLAibi + Itachi 、打楽器の3人とベース一人の女の子集団。ベースの人と、パーカッションの方OOIOOの人じゃなかろうか?民族チックな歌とともに叩かれるリズムが心地よかった。

そしてPARA 。 ステージに器材がセッティングされていく。あれ?またまたステージ場のセッテイングが違う!今日は中央奥真ん中が千住さんのドラム、そこから扇状にむかって右奥が山本精一、右前がIEGUCHI(シンセ)左奥が西滝太(シンセベース)右前がヨシタケEXPE(ギター)だった。なんか本当ステージによってセッテイングが違ってこれは毎回ライブが始まるまでわからないって事なのかな?
ステージにメンバーが登場、山本さん、「大阪のバンドでPARAって言います」と一言。大阪のバンド?って思ったけど東京でライブするのは初らしい。1曲目はCUBEから。最初の音のさざめき、ふわ〜っと音が広がっていく。ああ、この山本さんのギターの揺らぎが好きだ〜なんてぼわーっと聞いてたらいつのまにかあの繰り返されるフレーズが始まっていた。
今日やった曲はあとCRYSTAL CODEとARABESQUEか?そしてアンコールが新曲だったような…
今日は大阪で見た時のあのパズルのような精密さ、型の中での緊張感、そういうものはいっさい感じなかった。演奏自体になれたのもあるのかな?それとも自分が何回か見れたからかも知れないけど。とても自由で気持ち良くて水の中をすいすいと泳ぎ回る感覚。ある意味ポップだなと。
山本さん、「東京の人はまじめすぎます。もっとだらけて下さい」みたいな事言ってた。固いとも。「僕らはまじめにやりますけど」と。いや、そりゃ演奏する方はまじめだろう〜これをあわせていくのは本当至難の業と思われる。でも前に大阪でも「気楽に聞いてください」と言ってたし、むしろPARAの音は頭で考えるんじゃなく身体で楽しむものなんだと感じた。(でも頭で一音一音追っていくのも凄く好きなんだけど)
そういえば最初の方にマイクスタンドに絡まったコードを思い切り蹴ってて、ふふと思った。(山本さんだなあ…)ARABESQUEのあの音を抜いてははいる所は本当お見事!としか言いようがない。あの繰り返されるフレーズが早くなりごわーっと広がっていく所はかなり熱くなる。あと千住さんのシャープなドラムもやっぱり素晴らしい。楽器の位置が変わればまた音の印象もかわり、ヨシタケさんのスペーシーなギターと山本さんのギターの音の違いがより明確に。左右から聞こえてきて気持ち良い!そういえばときどき山本さんのギターからベース?と思う低音のまろやかな音がしてたなあ。今日は山本さん、大阪の時みたいに汗だくにはなってなかったです(笑)
アンコールはたぶん新曲、ハードルの高い、とかレベルの高い、とか言ってた。たしかに演奏する方はたいへんだろうなあ〜。そのハードルの高い新曲を演奏するゆえの緊張感がただよって来てこちらもきゅっと集中して演奏を見る。ん〜聞きごたえありました。
次回のネストでのライブは2/4。その他にももう一本告知。このPARAの音がそこの会場でどんな音になるのかが楽しみ。
帰りに山本さん、譜面台にはられてたセットリスト?楽譜?を思いきりひきちぎり、こぶりのショルダーバックを大事そうに抱えて帰られました(笑)