戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

GRAPEVINE@Zepp Tokyo

 実は今これを書いてるのは12月1日です。なんか・・・・・移動とかで忙しかったのもあるけど気持が・・・・・すぐに書くことがどうしても出来なかった。なんかぼんやりあの日の観覧車のしたにいた自分を思い出す。思い出してもう一回見たいなあ〜と思う。

 セットリスト (ミクシさんよりお借りしました)

13/0.9
Reverb
シスター
いけすかない

少年
それを魔法と呼ぶのなら
放浪フリーク
リアリティ
公園まで

Metamorphose
REW
豚の皿
VIRUS
KINGDOMCOME

ポリゴンのクライスト
アダバナ
100cc
アンチ・ハレルヤ
suffer the child
lamb
その未来
GRAVEYARD

アンコール
BREAKTHROUGH
ミスフライハイ
shiny days(withつじあやの)
スカイライン(withつじあやの)

アンコール2
光について
Everyman, Everywhere

 最終日なのにめちゃめちゃ番号悪くて(まあ、関東のライブはいつもこういう憂き目にあう)今日は場所とかあんまり期待してなくてちょっと余裕かまして入ってみました。
でもやっぱり後ろでみるって事が出来なくて定位置へ〜。いや、でもまた結構右端前方はまた背の高い人ゾーンになってたのでちょっと後ろにはなるけど視界良好なやや真ん中ゾーンへ。でも開演と同時にどーっと押されてけっこう前までいっちゃった(笑)

 最終日、白シャツで攻めてくれるかと思ってた田中君はストライプシャツでした。残念。西川さんはグレーにきらきらラメのストライプの入ったやつ。お気に入りか?出来たらグレーウエスタン切り替えの刺繍シャツをもう一度みたかったなあ。

 13/0.9、多分全会場13/0.9はじまりで通したと・・・・二人で向き合うこの始まり方を最初見たとき凄いぐっと来た。そしてこの向き合ってる姿はアダバナツアの映像としてずっと残るんだろうなと思う。ああ〜もうこれ始まりも最後かとじーっと西川さんを見つめる。ネジをひねってのだわ〜ん、そしてキタキタキタ!の弦をはじくピキーンもしっかり堪能。いつもいつもこれで着火されちゃっておりました(笑)いけすかないまでひたすら西川さんをじっくり堪能、そりゃ最終日ですもん。

 「ツアー最終日!帰ってきたぞ〜!」と田中君。ああ、帰ってきたんだーってちょっと感動。昔、東京と大阪くらいしかライブ見れなかったときは最終日いつも「お帰りなさい〜」とか思ってたけど今回はちょっとだけ一緒に旅した気分。「お台場イエーイ!」そしてまわりみまわして「なんか感動してやばい。」って言った後「いや、まだはやいけど」みたいな事をいってました。そして少年へ。

 西川さんのスライドギターを堪能してたんですけど・・・・・あれ?田中君のボーカルが???と思ってそちらを見たら・・・・・なんか・・・・・泣いてる???どんどん表情が崩れてきて、声も、歌ってるけど泣き声みたいになってきて、最初凄く驚いてしまった。だって、まだまだライブ序盤なんだけど・・・・・なんで?みたいな。西川さんもチラリとえ・・・?もう?みたいな感じだったし。だけど田中君の感情の揺れがどんどん高まっててこっちにまで伝わってきてちょっと心臓がどきどきして彼の顔から目が離せなくなってしまった。(ちょっとえ?なんで?おかしいやん、私生活で何かあったか?もう〜何?どうしたの〜?とか最初は見てたんだけど・・・・・)魔法になってもとまらなくて、袖でごしごし顔をぬぐってて、え〜?!大人の男の人でこんな泣いてる人初めて見たよ〜とか思いながらも自分も半泣き。その高まった田中君の思いが静かにさざなみのように会場に広がって行くのを感じて・・・・・そんな田中君を横で見守るようにギターを弾く西川さん(特別見やったり、そんなことはしないけどなんか雰囲気でわかる気がする)。もう、本当に少年、魔法って凄くいい曲だな・・・・・。

 感情いっぱいになったところで 西川さんのギターが細かくならされて放浪フリーク 。スーっと解き放たれて広がっていく感じ。公園までの頃には田中君も笑顔。なんだか温かい。

 今日はあんまりご当地ネタはやらなかったです。○○野郎はなかった?で、大江戸ロックンローって言ってMetamorphose へ、濃厚コーナーへ。むう〜かっこいい!この辺で田中君は感動屋お兄さんからちょっといじわる兄さんの表情にシフトチェンジ、それもまたよかった(笑)って・・・・・今日は西川さん一筋に見ようって思ったのに、泣かれたから(汗説もあるけど)田中君の表情が気になっちゃって。そして今日は豚の皿やりました。ん・・・・かっこいいんだけどやっぱり豚の皿は 沈黙の臓器ツアーの印象が強くて、あのツアーの豚の皿の迫力にはかなわないかなと思ってしまった。

 VIRUSはツアー中色々変化してきた曲だけど今日はわりと普通に何か気をてらったことはしなくて最初に戻ったって感じ。でも濃密度はめちゃめちゃ増してるんだけど。つづくKINGDOMCOMEはもう何も言うことはありません、圧巻!ノックアウトされました。最終日だからかギター対決だけじゃなくてメンバー一人一人の見せ場コーナーみたいのもあった。そして!高野さんのコーナーが終わったあと西川さんが田中君に向かって、それ行けっ!<みたいな合図を!ひゅ〜〜〜〜そこにしびれる自分(笑)もうね〜どんどん長く、どんどん濃厚になってきたこのギター対決も多分今日で見納め。(だってイベントとかじゃやらないもんね・・・・)ああーーーー寂しすぎる!何時までもこのグルグルのドロドロの中に浸ってたいぞ!

 金やんがドラムのところの台に登ってジャンプ!ポリゴンから終盤にむけての激しいゾーンへ。初日って全体的になんか演奏があやふやで唯一ポリゴンが安定してるように思ったりしたなあ〜。こういうファンキーな感じのバインの曲も大好き。
 「お・だ・い・ばー!違うア・ダ・バ・ナー!」と叫んでのアダバナ、またもやこぶしをあげてしまった(汗)アンチハレルヤでのステージそでのスタッフさんの駆け足ももう見納め。そして例のコーラスにうっとり。lambがまたとてつもなくかっこいい!この曲もこのツアーおなじみ曲になってて、最終日は物凄い力強さと切なさを兼ね備えた曲に変貌してた。
その未来 、会場全体が波打って、自分も波打ってて、ああ、もうすぐ終わってしまう〜って悲しさも感じて、どうしようもなく気持を持て余してしまって・・・・・。ガーってギターかき鳴らすところでぐーっと来て、一音一音にふらふらして、田中君の「そう、行けよー!」の叫びにまたぐっとなってしまう。伸ばした手のひらの先のステージ、近いような、遠いような、だけども物凄く好きだーこのバンドがー!

 ハアハアと息を吐きながら聞いたGRAVEYARD(その未来で暴れすぎました)本当にこのまま終わらなきゃいいのにって思いながら・・・・・・。

 本編が終わってちょっと気が抜けてボーってしててでもまだアンコールあるやん、もう一度西川さんみれるやんて自分で自分に言ってみたり。現れた西川さんはなにか紙コップにはいった飲み物を飲んでました。なんだろうなあ、あれ、気になる。ちょっとナツカシングルBREAKTHROUGH 、そしてミスフライハイ、今日は大阪みたいに右手に出てきてくれずちょこっと残念。で、いつもみたいな懐かしい曲はやらないのかな?と思ったらここでゲストのつじあやのさんが登場〜。shiny daysを聞けるのは嬉しいけど、つじあやのちゃんは可愛いけど、やっぱり最終日なんだからバインさんだけでいっぱいやって欲しいなあなどとちょこっと思う。でもですよ!shiny daysで本日もしかしたら最大の腰砕けが!(笑)

 う〜ららら♪の西川さんのコーラス!

 やられました、見事に(汗)ああ〜やばかった。そのままつじあやのちゃんと一緒にスカイライン、なんか、コーラスあってるような、あってないような(笑)ぐぐっと感傷的になってたけどこれでちょっと普通に戻れたっていうのか自分をコントロールできる状態に(笑)

 アンコール2、西川さん登場して、ボーっと立ってスタッフにギターかけてもらうのってどうなんですか?(笑)なんか妙にお子様チックで笑ってしまった。「さすがにレデイの前では脱げない、お前らはレデイじゃないからな」とまた田中節炸裂(笑)
 ここでナツカシングル、光について。光について、なのにめちゃめちゃ照明が暗かったのは何故?これも演出?しかし今回のツアーで思ったけどバインのライブは照明がすばらしいなと思った。いつも照明なんてあんまり気にしないのに今回はいろんな部分でその照明に感心させられました。
 田中君のさまざまな言葉・・・・・なんか染みた。(来年もこのメンバーで集合とか、ここにいるやつの顔わすれへんとか、もうちょっとおれ、とか)Everyman, Everywhere で本当のラスト。ああ・・・・終わるものは終わるんだなやっぱり・・・・と思うと本当に寂しい。