銀色夏生「つれづれノート⑭ 川のむこう」
本屋でこのつれづれノートを見つけるとちょっと小躍りして嬉しくなる。そしてああ・・・また1年たったんだな〜と思う。今回はなんか最初から薄暗くて、とっても静かな空間を思わせるような空気が漂っていた。多分銀色さんのモードが静なのだろう・・・・。
日常の風景というよりも銀色さんの心の風景をみてるようだった。突然の日記中断にも驚かされた。そしてひとりの空間でじっとしていたい、自分の思うままに過ごしたいという気持ちは本当によくわかる。時々何もかもうっちゃってそんな状態になりたいな〜なんて思う。
そして、なんか今回でもしかしたらこのつれづれシリーズは終ってしまうのかもしれない・・・・。書きたいことを充分書いたって言うのはある意味納得できてしまうから。
最初からこうやって読んできて、かんちゃんが生まれる前から・・・・かんちゃんとの喧嘩とかマロンについてのちょっとな・・・・と思う部分はあったけどなんだかもしこれが続かないとしたらやっぱり寂しいなと思う。人の日記を読み楽しみを教えてくれた日記。きっとまたときおりパラパラと読み返してしまうと思う。
で、同じ時期にばななさんと高山さんの日記も購入。日記まつりである。
- 作者: 銀色夏生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/06/25
- メディア: 文庫
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