阿部和重「グランドフィナーレ」(群像12月号)読み終わり

グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ

なんだか単行本2月に出るみたいですね。はまぞう見たら載ってました。グランドフナーレ1作なのだろうか・・・・だとしたらちょこっと物足りない・・・・かも。
とは言え購入していた群像で読みました、芥川賞受賞してたら読むなんてなんだかな〜。文芸誌って買うんだけど読み切れないうちに次の月になってたりして。単行本買った後で持ってた文芸誌に載ってたなんてことも多々あり(汗)まあ、いいかっ。
 読み始めたら「シンセミア」読んでる時と違ってガシガシ読めてしまった。短いって事もあるけれども面白かったって言うのもある。ひさびさ(?)阿部文の世界だ〜とか思いながら読みました。彼の文章読むのがちょっと快感でもあったり(変?)
 しかし「シンセミア」のロリコン変態おまわりさんみたいな主人公かと思ってたらそうでもなくて、ほっとしたような・・・・拍子抜けしたような・・・・(笑)でもジンジャーマン持ってるってだけでやっぱり・・・・前半の自分の娘に対する執着やら・・・もちろん、ロリコン自体はまったく理解できないんだけど、後半の2人の少女とのかかわりの中での気持ちの揺れとか、常識の中に納まらない世界の中にも純粋であったりする気持ちも存在するんだなとか思った。こころの奥の世界で何が起こっているのかとか自分で自分をコントロール出来ない事だって・・・・。
 鼻をかんだあとのちり紙みたいな彼がどうなっていくのか・・・・だけどこれを字面のままに読みとめてはたしていいのか否か分からないでいる。神町ワールドの中で、彼の話はここで終わりなのだろうか?