田口ランディ「オカルト」

つい2、3日前本屋でよしもとばななの日記と一緒に買った。新潮文庫の新刊。田口ランディは日記とかは読んでたんだけど作品はそんなに読んでない。え〜っとちょっと自分とはあんまり接点のない同じクラスの人くらいな位置の作家(なんだよ〜この表現、でも分かってもらえますよね)でもなんか大きな声で話してると耳を傾けちゃうって感じで(笑)いろいろ不思議体験が書かれてるんだけど不思議だな・・・・と思いながらも誰にでもそういうことってあるのかもなとか思う。気持ちを研ぎ澄ませればもっといろんな事を感じることが出来るのかもしれない。
 でも幽霊の存在も怪しいもの全般もまったく信じない現実主義者であるはずの彼女が竜神様に水をあげたり、その竜神様がきっかけで檻の中に入ることになってしまった知り合いの事を秋山さんなるひとに相談したり(秋山さんて何者?預言者?なんで竜神がリストラされてるだとかなんとかわかるの?)スプーン曲げの人と親しかったり・・・・・なんかな、ちょっと・・・・と思う部分が多すぎてやっぱり好きじゃないなと思う。 ひとつだけ「読み合わせ」というエッセイで藤沢周さんの「ブエノスアイレス午前零時」のことが書かれてて、ここはまったくそのとうり〜!と思った。で、もう一回あのどんよりした風景の中の幻惑的な「ブエノスアイレス午前零時」を読みたいなと思ってしまった。

オカルト (新潮文庫)

オカルト (新潮文庫)