レイ・ブラットベリ「二人がここにいる不思議」

やっと読めた。けっこう時間かかったなと思う。梨木さんの本にも手をだしてしまって平行して読んでたからかも。
 ファンタジーあり、でも日常のひとかけらが切り取られた話があったり、23編の話の中にいろんな要素があってあとからパラパラとやってみると、ああこれはこういう話だった、あ、この話のこんな部分が好き、とかいろいろ思い返してそれがまた楽しかったりする。
 新潮文庫の表紙がまたとてもよくてこのイラストとこの題名で買ってしまったようなもの。イラストは若い男女が夜空の下の草原で眠ってるものなんだけど、でもこのイラストはこの題名の話ではなく「生涯に一度の夜」という話のイラストです。「二人がここにいる不思議」は今は泣き両親をレストランに招待した男の話です。ウイットにとんでいてでもなんかじんわり温かくなるような感じ。ひとつひとつの話にそういう空気があってそこがこの短編集の素敵なところ。もちろんなんか向こうの作家独特の書き方が理解できない部分もあるんだけどね。「コンスタンスとご一緒に」なんてなんかよく判らなかった。これはこういう事だよって方いたら是非教えて欲しいです。

二人がここにいる不思議 (新潮文庫)

二人がここにいる不思議 (新潮文庫)