戯言スクラップブック

また日記を書き始めました。読んだ本や聴いた音楽など CD棚 https://kankoto.hatenadiary.jp/ 

読書

奈良で一日過ごす

8時過ぎにホテルを出て病院へ。混むかもしれないと聞いていたので朝一番で診察券を出しに行った。外科専門の割とこじんまりした病院だから総合病院の様な混雑はない。待合からリハビリ室の方が見えて何回かお世話になった療法士さんが通るのが見えて懐かしく…

お風呂読書の復活

今週からお風呂読書を復活。退院した当時はとにかくお風呂に入ると言う行為がハードルが高かった。骨折した左足首の装具を外し、生の状態で風呂場に、そして湯船に浸かると言うのがとにかく緊張だったのだ。退院するまではちゃんと介護士さんがついててくれ…

眼鏡酔い

出来上がった眼鏡を取りに行く。下が遠近、上が中近。今まで使っていた眼鏡はもう随分前に作ったものなので度も多分あってないだろうし、ツルの部分が広がったりして(確実に寝転んで本を読むせい)かけてる間にどんどんずり落ちてみっともなかった。 普段用は…

パソコンを立ち上げる

久しぶりにパソコンを立ち上げた。退院して年末に急いで年賀状を作成して以来なので2ヶ月ぶりか。中々立ち上がらなくて(ウイルス対策ソフトやらなんやかんやアップデートされたり?)Apple Musicも中々立ち上がらなくて何回もトライしてようやく通常状態に。 …

島守

ネットフリックスで「ザ・クラウン」と言うエリザベス女王を描いたドラマを見始めたら面白くて6話までダラダラと観てしまう。ん?これって何話まであるの?と思い見たらシーズン1だけで10話あった。そしてシーズン4まであった(驚) 一気見するのは無理そうだ…

納品書のウラ書き

書斎という名の物置。最初は本棚と机しかなかったのにいつの間にやら使わないものを置いたり、パッチワークの布達や鞄たちの置き場になってしまった部屋。なんとかしたいなと少しだけ片付けた。まだまだ物だらけだけれど。 しゃがむと言う行為が難しいのがネ…

寺田寅彦 / 中谷宇吉郎「どんぐり」

京都の善行堂さんより届いた「どんぐり」を読む。善行堂さんの山本善行氏が選んだ作品 本のともしび シリーズの第一巻。 寺田寅彦の「どんぐり」「コーヒーと哲学序説」 中谷宇吉郎「「団栗」のことなど」 の三篇がおさめられている。寺田寅彦の「どんぐり」…

岸政彦 柴崎友香 「大阪」

流石に昨日は夜中の3時から起きていたので眠れた。眠れるってなんて気持ちがいいんだろう。 boidマガジンの井出健介さんの「ぽつねん」が更新されていたので読んだ。マッサージ学校に通い、資格を取り、マッサージ師になって働いた事など。 忘れてはいけない…

コロンバス

3時前に目が覚めて寝ようとしたが眠れず。はてなブログです読者になってる人の日記を延々と読む。若い人で初めてローリングストーンズを聴いたと書いていてちょっと羨ましくなる。 今日は映画を2本観た。先に観たのは「リザとキツネと恋する死者たち」と言う…

マスクはパンツに似ている

朝、僕らの時代を見る。今日の対談は又吉直樹、尾崎世界観、村田沙耶香。好きな番組で気になってる人や、好きな人が出ている時は見るけれど全く興味のない人(女子アナ同士とか)だと見ない。今日は又吉が出ているのでやったーと思って見た。相変わらず個性的…

安岡章太郎「海辺の光景」

4時に起床。ベットの中でnoteのフズクエの阿久津さんの読書日記を購入して読む。パウリーナ・フローレンス「恥さらし」をずっと読まれていて早く自分も読みたくなってしまう。白水社のエクス・リプリスでは「恥さらし」と「忘却についての一般論」がベンチ入…

リチャード・パーカー

昨夜も夜中に目が覚めたけれど雨音playlistの助けを借りてなんとか小刻みに目覚めながらも眠った。 とは言え4時にベットを抜け出して映画を見た。 今日の日記のタイトル、リチャード・パーカーって何者?と言う感じですが今朝また映画、「ライフ・オブ・パイ …

エリザベス・ストラウト「オリーヴ・キタリッジふたたび」

昨夜はよく眠れた。眠れたと言っても4時半には目が覚めたけれどひさしぶりに眠れた感だ。 眠れない、眠れないと思いながら目を閉じているのと違って、寝てるなあ、私は今寝てるなあ凄く気持ちがいいと感じながら寝ていた。 目が覚めてベットの中で「オリー…

冒険の夢

またもや3時過ぎに目が覚める。薄ぼんやりと横たわっていたら家人が手のひらを真上にあげてクルクル回しているそして何やらもそもそと言っている。夢を見ているらしい。ゆすってどうしたの?!と聞くと冒険の夢を見ていたらしい。インディジョーンズの様な。…

County Line

昨夜も3時半に目が覚めてしまった。昨夜はApple Musicの1番のお気に入りplaylist 夜間飛行をヘッドホンで小さな音で聴きながらもう一度目を閉じることにする。この夜間飛行というplaylistは一番よく聴いているplaylistかも知れない。でもね、異常に長いので…

二月の光

昨夜も夜中の1時半に目が覚めてしまった。なんかもう自分で自分の睡眠リズムに馬鹿馬鹿しさを感じ愛想をつかした感じで起きてソファに座り、フクズエさんの読書日記、先週分をnoteで買って一気読みしてしまう。本当はpaypalに登録して支払いメールマガジンを…

言葉の力

春の様な陽気。この辺はまだだけれどこの長野の山から降りてゆけば梅の花も咲いているんだろうなと思う。家人は朝、夕と時間があれば日に2回ジョギングをしているんだけど、今日夕方ジョギングから戻って来て、「さっき走っていたら朝、後ろから何かどなって…

誘惑に負ける

遂に誘惑に負けてNetflixに入ってしまった。もうだいぶん前から散々迷ってはやめを繰り返していたんだけど、「アンという名の少女」をどうしても見たくて入ってしまった。たまたまNHKで第二話を観てとても良かったんだけど続きを見損ねたり、肝心な第一話を…

日記リレー

「新潮3月号」の日記リレーを読み始める。毎日ひと月ずつ読もうかな。今日は1月1日〜1月7日筒井康隆1月8日〜1月14日町屋良平1月15日〜1月21日松田青子1月22日〜1月28日ブレイディみかこ1月29日〜2月4日柴崎友香コロナの話題は柴崎友香さんの日記でやっと出て…

エリザベス・ストラウト「オリーヴ・キタリッの生活」

少し気持ちが落ち着いたので今日は映画を観、「オリーヴ・キタリッジ」を読み続けた。海外文学の短編を読むのって本当にいいな、好きだなと思いながら読む。一編読んで少しぼんやりとし、それから次の短編を読む。難点は読んだ側から結構内容を忘れたりして…

「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」を観る

眼の事を考えていたせいか昨夜は眠れず、目を閉じてじっとするも時計を見ると1時間しか経っていなくて苦しい夜だった。それで昼間にApple Musicで色々眠りの音楽?を検索したりしていた。今夜はこれを試してみよう。グザヴィエ・ドラン監督の「ジョン・F・ド…

大岡信 「折々のうたを語る」

大岡信の「折々のうたを語る」読了。今年は大岡信と丸谷才一の本を交互に読もうと思っているのだけれどまずは大岡先生の本を読み終わるのに時間をかけてしまった。昔、朝日新聞に連載されていた「折々のうた」今は岩波新書になってるやつ。朝日ゼミナールの…

本の読み方

昨日は体調が悪くて1日うだうだとしていた。映画も観なかったし、家人と大河の再放送「太平記」や新しい大河の「青天を突け」を観たり。やっぱり最初って子供時代で子役の子が出てくるのがなんともかったるいなあなんて思いながら観ていた。あと最初に家康公…

イサベル・アジェンデ「日本人の恋びと」

この間紀伊国屋書店で見つけて買おうかどうしようか迷いながら買わずにいた作品。図書館に置いてあったので借りてきました。イサベル・アジェンデと言えば「精霊たちの家」。とはいえ読んでません。なので今回が初アジェンデ。南米の作家なのでてっきり幻想…

森見登美彦「太陽と乙女」

森見氏がデヴュー以来小説以外に書かれた文章14年分。この本のことを森見氏は 眠る前に読むべき本 と定義付ける。確かに眠るときに1篇2篇ポチポチと読んで意識がぼーっとして眠るにはこういう本が一番いいな。現にこの本を読みながら眠ったりした。ひさび…

豊田徹也「アンダーカレント」

漫画なんだけどいいよね。この間読んだ穂村さんの読書日記にたぶんのっててポチったんじゃないかな。もうほとんど自分から漫画を読むことってなくてこうやって誰かが面白いといった物をアマゾンで頼んで読むという感じ。夫に疾走された銭湯の女主人が主人公…

神藏美子「たまもの」

朝、新幹線で昨日紀伊国屋で買った「たまもの」を一気に読む。この写真集が出たのはいつだっただろう。印象的なこの表紙の写真集が池袋のパルコだかリブロだかに平積みされてた記憶(曖昧)何回も手に取って買おうかどうしようか迷っていた。その後末井さん…

テジュ・コール 「オープン・シティ」

鳥に始まり鳥に終わる。都市の彷徨と思索の小説。それぞれに違った出自を持つ異なった人種の人々とのかかわりを通して彼自身の内面で語られる言葉。単一民族で暮らしている自分にはきちんと理解できない世界の普通のことが描かれていてそういうことに気づか…

谷川俊太郎 山田馨「僕はこうやって詩を書いてきた」

これは数日で読んでしまった。736ページもあったんだ。でも面白くてどんどんページめくってしまった。 友人でもある編集者の山田馨氏が谷川さんの幼少のころからの詩とともに進んできた谷川さん自身のまさに生を聞き出す。尾崎 真理子インタビューによる…

津村記久子「浮遊霊ブラジル」

2016年に出された津村さんの短編集。積ん読状態になってたのを引っ張り出して読んだ。積読状態になってたけど津村さんは好きな作家です。 初の海外旅行を前に死んでしまった私。幽霊となって念願の地を目指すが、なぜかブラジルに到着し……。川端賞受賞作…